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ちょっとしたことへのこだわり
- 店主:スズキ
- 2015年1月27日
- 読了時間: 1分
当店おオリジナルのkotatu futon cover や zabuton cover が仕立て屋さんから完成して上がってきますと1つ1つ検品させていただくのですが、そこで気づいたこと。


お分かりになりますか?
ファスナーの取り付け部分を生地色に合わせて縫製糸を「わざわざ」変えて縫いこんでおります。
正直な話、目立つところでもないので糸を変えずそのままダ、ダ、ダ、ダーと縫いたいところですが、生地が変わるところで糸をワザワザ変えて縫いこんでおります。
仕立て屋さんにこのことを「すごいですね〜」と伝えたところ、「当たり前ですよ」とサラリ。
サラリと言うとこがかっこいい。
衣類も含め、縫製業界ではごくごく普通のことらしいですが、改めてこのような手仕事を見ると「日本の手仕事の丁寧さ」を感じます。
ちょっとしたことのつみ重ねが品のクオリティを高めていくことも再確認いたしました。
そして、自分自身の仕事への取り組み方もこうでありたいと背筋が伸びました。
店主:スズキ
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